投げサビキ初心者入門!仕掛けと釣り方のポイント

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今回は投げサビキについて
ご紹介していきます。
普通のサビキでは届かないポイントへ
サビキを投げて、サイズの良い魚を釣る
事が出来る、サビキの釣り方になります。
投げサビキが出来るようになると
釣れてくる魚のサイズも変わりますし、
ウキが水中に消し込んだ時の
興奮は病みつきになります!

投げサビキとは


簡単に言えば普通のサビキ仕掛けに
ウキを付けて投げるだけです。

簡単そうに思えますが、
実際はそう単純ではありません。

ウキ

市販のサビキ仕掛けにウキを付けるだけです。
ウキですが、錘の負荷によって変えます。
号数表示ですので、錘の号数に合わせる
もしくは、少し軽いものを使用してください。
8号~12号くらいが良いと思います。
ウキは種類によって、夜でも使えるように
電池を入れて光るものや、
発光体を取り付けられるようになっています。

シモリ玉

ウキがウキ止めで止まるように
ウキとウキ止めの間に入れる小さな玉です。
これを付けなくても大丈夫な
ものもありますが、付けた方が無難です。

ウキ止め

ゴムタイプのものと、糸のものがあります。
自分は糸タイプのものがおすすめです。
水深のある場所の場合は、
ウキ止めをリールに巻きこまなければ
ならなくなるため、糸のものを使用します。

コマセカゴ

アミのタイプではなく
プラスチックのタイプを使用しましょう。
飛距離とコマセの出量を調整できるので
プラスチックのコマセカゴの方がおすすめです。

サビキ仕掛け

普通のサビキで使用するものと
同じで大丈夫ですが、
魚のサイズやオモリ重さによっては
ハリのサイズや幹糸の太さを
上げた方が良いと思います。
5号以上が個人的にはおすすめです。
魚が大きい場合は8号以上が良いです。

仕掛けを投げる

初心者の方が苦労するのが
投げると言う事です。
釣り初心者の方にとって
仕掛けを投げるのは難しいで事です。
ルアー釣りや投げ釣りをやって
投げる事に慣れていれば別ですが、
初心者の方にはかなりハードルが高いと
思います。

釣り場のスペースに余裕があれば
多少斜めに投げたりしても大丈夫ですが
混雑している釣り場の場合は
かなり苦労します。
隣と絡まらないように、
ある程度狙った所に投げなければ
なりませんし、魚を釣るうえでも
決まったところに投げないと
コマセがバラけてしまって
魚が散る可能性が出てきてしまいます。

隣が同じ投げサビキの場合は
隣の人の腕にも影響されます。
自分は真っすぐ投げれても
隣が斜めに投げてきたりするので
注意が必要です。

タナを決める

投げサビキはウキを使って
仕掛けを沈める深さを調整します。
魚がどの深さに居るのかを
ちゃんと見極めないと魚が釣れなかったり
周りは釣れているのに自分は…。
っと言った状況に陥ります。

大切なのは釣り場の水深を把握する事です。
仕掛けを作ったら、まずは釣り場の水深を
把握する事から始めましょう!
やり方としてはサビキ仕掛けをセットしたら
ウキを付けずに足元に仕掛けを沈めて
水深がどれぐらいか確認します。
手前に基礎やテトラポッドなどが
沈んでいる場所は根掛りに注意してください。
オモリがそこまで沈んだら、道糸にウキ止めを
結びます。
その後、仕掛けを回収してウキを取り付けます。
今度は沖に向かって仕掛けを投げ込み
ウキが浮くか?それともウキが浮かずに
横に倒れた状態になるか確認します。
投げる方向を変えて何回か投げてみてください。

ウキが浮く場合⇒手前よりも沖の方が水深がある。
ウキが寝る場合⇒手前と同じ、もしくは手間より浅い。

ウキの状態でポイントの水深がどれくらいか
把握していき、ウキ止めを動かして底を
取っていってください。
底が取れたら準備完了です。
釣るタナを決めていきます。
底の場合はそのまま、
底よりも〇m上ならウキ止めを動かして
ウキ下を調整していきます。
この時、ウキ止めを二つ使用すると
底の位置とウキ下で分ける事が出来ます。
注意してほしいのは、何度も投げていると
ウキ止めがズレる事があるので、
おかしいな?っと思ったら
タナを再確認してください。
また、満潮干潮の差が激しい地域の場合は
タナが潮の上げ下げでズレてくるので
調整していきましょう。

投げサビキで使用するロッド(釣り竿)

普通のサビキ用のロッドだと
オモリ負荷が足りなくなる場合があります。
フルキャストせずに投げれば問題ないですが、
初心者の方の場合は、竿を折る可能性も…。
投げサビキをする際は安全を考えると
オモリ負荷10号~15号程度の竿が
最低限必要になってきます。

竿の長さも仕掛けが長い関係で
3m以上は欲しい所です。
短いロッドだと投げにくく
飛距離も出ません。

プロマリン(PRO MARINE) 防波堤サビキEX 3-300

価格を抑えたい場合はこちらが良いと思います。
普通のサビキ釣りにも使えます。
ただし、値段が安い分耐久性は低いと
思いますので、取り扱いには注意しましょう。

シマノ(SHIMANO) 磯竿 17 ホリデー磯 2号 350 サビキ釣り

シマノの磯釣り用のエントリークラスの
ロッドになります。
価格は1万円しない位です。
本格的に投げサビキを始める方は
これぐらいの竿の方が良いかもしれません。

シマノ 投げ竿 17 ホリデースピン ショートモデル (335HXTS)

自分の場合は磯竿ではなく
投げ竿を使用しています。
このロッドの古いモデルをちょい投げ兼用で
投げサビキで使用しています。
オモリ負荷も余裕があって丁度良いです。


投げサビキで使用するリール

リールに関しては竿ほど
気を使う必要は有りません。
サビキ釣りで使用しているものを
流用しましょう。

ただし、ラインに関しては
ある程度のものを使用しましょう。
糸付きリールに巻いてあるラインはNGです。
トラブルの元になるので交換しましょう。

シマノ アリビオ C3000 3号150m 糸付

糸付きのリールです。
糸を交換してから使用しましょう。
糸はナイロンの3号以上かPEの1号以上が良いです。
ラインが太い方が扱いやすいですが
その分飛距離が落ちますので
バランスが大事です。
釣りに慣れてきたら徐々にラインを
補足していきましょう。

ダイワ 16 ジョイナス 2500 糸付 3号-150m

ダイワの糸付きリールです。
シマノでもダイワでもどちらでも構いませんが
リールはシマノかダイワどちらかにした方が
長持ちして良いと思います。

ラインについては
こちらの記事を参考にしてください。
種類やそれぞれの特徴を紹介しています。

まとめ

簡単ではありますが投げサビキについて
ご紹介しました。
釣りを始めたばかりの方には
難しい釣りだとは思いますが、
やってみないと上達しないので
チャレンジしてみてください!
実際に釣り場でやってみると
分かる事も多いです。

サビキ釣りをする際は
釣り場が汚れる事が多いので
こぼれてしまったコマセは
キレイに洗い流してください。
そのままにしておくと悪臭を放ち
ハエなども寄ってきて
不衛生な環境になってしまいます。
マナーとして釣り場をキレイにしてから
帰りましょう!

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